ナフトガス、ウクライナで「強力な」ガス井を掘削すると発表

［キエフ ５日 ロイター］ - 国内生産でウクライナの需要をまかなおうとしているウクライナ国有エネルギー会社ナフトガスは、ウクライナ東部でもう一つ「強力な」新しいガス井を立ち上げたと同社は月曜日に発表した。

ウクライナは２０１５年以降、ロシアから天然ガスを直接輸入していないが、欧州連合からガスを購入し、国内生産に注力しているとしている。

同社は声明で「われわれの目標は、このガス田で１日当たり少なくとも１００万立方メートルのガスを生産することだ」と述べた。

ナフトガスは油井の位置を明らかにしていないが、ウクライナのガス田のほとんどはハリコフとポルタヴァ地域にある。

同社は、「特定されたガス生産の可能性を最大限に引き出すため」、この油田でさらに5つの新しい井戸が計画されていると述べた。

同社は先月、深さ5,800メートルで1日あたり約60万立方メートルを生産できる新しい井戸を立ち上げたと発表した。

ナフトガスはウクライナ最大のガス生産会社で、2022年の生産量は125億立方メートル（bcm）に達する。

同政府は、ウクライナはロシアの侵攻にも関わらず、2023年に天然ガス生産量を5％以上増やして19bcmとする計画であると述べた。

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