動画: 浸水した塹壕から弾薬を救出するために氷の中に浸かる兵士
ウクライナの「ラスプチツァ」春の雪解けで、凍った戦場や雪に覆われた森林が溶けた
春の雪解けの中、浸水した塹壕から弾薬を救出するために氷の中に入ることを余儀なくされたウクライナ兵士の映像が公開された。
ビデオには、青いトランクスを履いたトップレスの男性が凍てつく川に飛び込み、塹壕を歩いて弾薬の入った2箱を回収する様子が映されている。
ソーシャルメディアで共有された30秒の動画では、ウクライナ軍人と思われる男性がサンダルを履いたまま塹壕に飛び込み、素早く泳いで弾薬を探している。
彼はコンテナを固定し、安全に横に置き、2 番目の箱を取り出します。
フォトジャーナリストのピエール・クロム氏がツイッターに投稿したこの動画がウクライナのどこで撮影されたのかは明らかになっていない。
それは、「ラスプチツァ」春の雪解けがウクライナに早く訪れると同時に起こった。
かつては凍った戦場や雪に覆われた森林は、突然の温暖化の影響で、分厚く沈んだヘドロの入り込めない泥沼に変わった。
ドネツク市バフムート周辺のシーンでは、道路が川に変わり、慎重に掘削された溝が膝までの深さの泥で埋め尽くされている様子が描かれています。
ほとんどの人にとって悪夢となるこの状況は、最も激戦の舞台となった塩採掘の町を守る塹壕に身を寄せるウクライナ軍にとっては利益となるだろう。
水曜日、ヴォロディムル・ゼレンスキー大統領は、ロシアによるエネルギー施設への組織的攻撃によって数百万人が暗闇と寒さに陥った冬を生き延びたウクライナ人を称賛した。
ウクライナ大統領は、「我々はこの冬を乗り越えた。非常に困難な時期であり、ウクライナ人全員がこの困難を経験したが、それでも我々はウクライナに電力と熱を供給することができた」と述べた。
ウクライナのドミトロ・クレバ外相は、春の初日をロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ戦争に対する新たな「大きな敗北」だと称賛した。
クレバ氏は声明で「われわれは歴史上最も厳しい冬を生き抜いた。寒くて暗かったが、われわれは無敵だった」と述べた。