ロシア、ウクライナ戦争に向け弾薬生産を強化と発表

ロシアの国防複合企業ロステック社を率いるセルゲイ・チェメゾフ氏は金曜日、ロシアの防衛産業がウクライナで軍が使用する弾薬の生産を強化していると述べた。

チェメゾフ氏は国営RIAノーボスチ通信に対し、「ロシアがミサイルや砲弾などを枯渇させたとされているという敵対者の雑談は全くのナンセンスだ」と語った。

同氏は数字は明らかにしなかったが、「国防省の命令に応じて弾薬の生産を数回にわたって増やしてきた」と付け加えた。

チェメゾフ氏は、ロシアのウクライナ軍事作戦が１年を迎える中、さまざまな種類の弾薬の使用が急増していることを認めた。

米軍当局者らは最近、ロシアは2023年初めまでに「完全に使用可能な」弾薬を使い切る可能性があり、間もなく古くて信頼性の低い弾薬の使用を余儀なくされる可能性があると主張している。

ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ戦争中にロシアの防衛産業に対し、軍向けの生産量を増やすよう要請していた。

プーチン大統領の側近とみられるチェメゾフ氏は以前、ロステックの工場が軍用機や戦車などの軍需品を生産するために「２４時間」稼働していると自慢していた。

米国に本拠を置く戦争研究研究所（ISW）は金曜日、ウクライナ全土での致命的なミサイルと無人機による最近の一連の攻撃は、ロシア軍がイランからの新たな供与がなくても「あと数回の大規模攻撃」に十分な無人機を保有していることを示したと発表した。 。